校長室だより 平成29年度 第1号

平成29年度 前期始業式にて校長より(平成29年4月5日)

前期始業式にて

 新しい学年の始まりです。
 皆さんの持っている豊かな可能性をさらに大きく広げ、希望を現実として引き寄せるために、毎日の取り組みを大切にしていきましょう。

 春は出会いの季節です。新しい人に出会い、新しいことに挑戦するには、自分を一度「まっさら」にできる、ちょうどよい季節です。
 皆さんの瑞々しい感受性と想像力を大切に育て、「今できること」をもとに、「これからしたいこと」「できるかもしれないこと」そして「それを実現するにはどうしたらよいか考え、行動する」日々であってほしいと思います。

 桜の花が満開となっていますが、日本でいかに桜が愛されてきたかは、桜の咲く様子の変化に伴い、表現する言葉の多種多様に存在することや、現在でも多くのシンガーが桜をモチーフにした歌を歌っていることからも覗われます。
 この桜ですが、咲く前に枝が何となくピンク色に見えた人はいますか?私は最初に枝自体が何となくピンク色に見えたとき、目の錯覚だろうと思いました。ところが、草木染の手法によると、サクラは染料として、古くから茶色を染めるのに用いられたといいます。樹皮、幹材、緑葉のいずれも銅媒染で赤みのある茶色に染まるそうです。サクラを染料として染めようとするときには、サクラの花のイメージに相応しいピンク系、ローズ系の赤い色に染めたいと思って、その技法を研究し続けている人もいるそうです。しかし、桜は切るべからず、梅は切ってもよいと言われるように、桜は剪定した切り口に技術を施さないとそこから病気になりやすい木ですので、材料を手に入れるのも難しいそうです。
 それにしても、短い期間に華やかに咲き誇るさくらは、その一瞬のために、樹皮、葉、も含めて見えないところで、全身で、準備している感じがします。

 皆さんが、それぞれの目標の実現に向けて、熱い思いをもって、着々と準備をしている姿と重なります。

 もう一度言います。
 春は出会いの季節です。新しい人に出会い、新しいことに挑戦するには、自分を一度「まっさら」にできる、ちょうどよい季節です。
 躊躇することなく、新しい自分と出会ってください。

桜の絵  私たちは、精一杯サポートします。経験豊かなプロフェッショナルな先生たちを、さらに大いに活用してください。先生たちは、皆さんの最も身近なキャリアモデルです。専門とする分野について、今なお、学び続け、自身を鍛え続けている教員という仕事を、なぜ選び、進化し続けようとしているのか、ぜひ聞いてみてください。

 希望は高く掲げましょう。そして夢は大きく育てましょう。そうして自分の未来を切り拓く力を蓄えてほしいのです。






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